「お散歩の友」  GPSを使った視覚障害者用ガイド装置

「えみスマイル」 での紹介動画  (2017年4月号)
「えみスマイル」 での紹介動画  (2017年6月号)

2017年1月19日に大阪で開催されたテクノエイド協会主催 「障害者自立支援機器シーズ・ニーズマッチング交流会 2016」に出展しました。(リンク
紹介記事(テクノエイド協会のサイトへのリンク)

「お散歩の友」 GPSを使った視覚障害者用音声ガイド装置
   〜  もう迷子の心配なく一人で出かけられます!
【特徴】
  一度持って歩くと、その経路が自動的に記録される。
■  次から歩くときは、記録した経路を呼び出して、経路に沿って音声で案内する。
■  ナビ専用装置なので、操作が簡単。
■  上空が開けた場所なら7mほどの精度で誘導可能。
■  GPS信号が弱い場所でも継続して誘導できる。
■  目印ポイントで音声メモを記録できる。
晴眼者用の歩行ナビを音声化しただけでは視覚障害者用にはなりません!
■ 晴眼者のニーズ ⇒ 知らない場所 に案内してほしい。
■ 視覚障害者のニーズ ⇒ いつもの道 を安全に歩きたい。

動作説明
誘導の原理を示す図。小さな黒丸が8個、ゆっくり蛇行する形に折れ線でつながっている。 スマホが箱に固定されている。箱からヒモが2本上に延びている。 ワイシャツを着た人が首からヒモで装置をぶらさげている。スマホは縦方向で、画面は胸の方を向いている
まず晴眼者といっしょに装置を持って歩き、定期的に位置を取得する。(自動記録)つぎに経路に名前をつけて保存(音声認識)。 合成音声が直近の目標ポイントの方向と距離を案内する。

音声を聞く
すべての設定を終えたスマホが専用の樹脂ケースに格納される。
首から正面を向いた状態でぶら下げて歩く。
上の例では約40mの経路を8個のポイントで結んでいる。
上の経路を歩いている動画
大きな矢印が表示されたスマホ画面。その先に幅7mほどのアスファルトの道が続いている。路上には赤い楕円が3つ、20mほどの間隔で置かれている。この楕円は画像合成したもの。 スマホ画面のスクリーンショット。黒い背景に10行ほど、ルートの名前が白文字で表示されている。 Googleの地図。50個ほどの小さな白丸が曲がった道の上に等間隔で並んでいる。
前方に、約20mの間隔で仮想的なポイントがあり、それらを順に辿って誘導する。 保存した経路がリスト表示されるので、指でなぞって読みあげさせ、希望の経路を選ぶ。 ポイントは20mの等間隔で並んでいる。Google地図から生成された経路(GPX型式)から自動変換した。ポイントを順にたどれば、曲がった道でも案内できる。

想定質問とお答え
【Q1】 初めて行く場所では使えないのですか? (その1)
使えません。
操作をかんたんにするために、あえて既製の地図データを使うことはやめました。

視覚障害者が単独で初めての場所に行くことはまれです。
また、既製の地図では、歩道や玄関の位置までは教えてくれず、実用的ではありません。
【Q2】 初めて行く場所では使えないのですか? (その2)
晴眼の支援者にルートデータを作ってもらい、そのファイルを本装置にインポートすることで、初めての場所に行くことが可能です。ルートデータはパソコンでGoogle地図等を使って作ります。専用のプログラム(公開予定)を使えばGPX型式のデータから15m(例)間隔のポイントからなるルートデータに自動変換できます。
【Q3】 アプリ単体では提供されないのですか?
できません。
画面が見えない人でもすぐに使えるよう、設定済み状態で出荷します。
また、誘導の精度を上げるために、GPS以外のセンサーも使っています。したがって、ご自分の端末にインストールしたり設定したりすることは無理です。
Q4】 GPSは誤差が大きいそうですが、却って危険ではないですか?

たとえ誤差が大きくても、迷子になったり、方向を失ったりする問題を回避できます。また、転落事故は道を間違えたり、方向を勘違いしたときに発生する傾向があります。
たとえ誤差が20mあったとしても、20m以上道からはずれることはないし、逆走も防げます。

また「あれれボタン」を押すことにより、正しい経路まで引き戻してくれる機能もあります。(計画中)
【Q5】 もっと位置精度が良くできませんか?
GPSは、複数の衛星からの電波を受信して位置を計算します。上空の大気や建物による反射の影響等で電波が乱れるため、原理的にある程度の誤差は避けられません。ビル影等では、誤差はさらに大きくなります。

本装置では、GPS以外のセンサーも活用して、GPSの精度が悪くなった場合でも、可能な限り安定した誘導ができるよう工夫しています。
【Q6】 屋内でも使えるようにできませんか?
ビーコン(微弱電波発信機)を使えば屋内でも誘導できます。しかし、ビーコンが全国に広く設置されるのは相当先になると思われます。
【Q7】 首からぶら下げるのは煩わしくないですか?
精度良く案内できるよう、本装置は、進行方向を正面にして持ち歩きます。
写真のようにぶら下げると、左右に揺れることもなく、両手も自由になります。
【Q8】 電話の通話も出来ると便利だと思うのですが。
本装置はスマホの機能を使ったナビ専用装置です。
通話には、使い慣れたご自分の携帯電話をお使いください。電話と分けることにより、ナビを使いながら電話による操作のサポートも受けられます。
【Q9】 どこから購入できますか?
商品化までには、実際に多くの皆さんに使っていただき、仕様を確定する必要があります。
並行して、商品化に向けてのパートナーを探しているところです。お待ち下さい。
お問い合わせ 
しんしゅうアソシエイツ
http://www.shinshu-a.com/
408−0044 北杜市小淵沢町1535-5
shibata.shin9205@mbi.nifty.com
0551 45 7339  090 4824 8480